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育毛剤・発毛剤の成分について

ここでは、発毛・養毛剤で使われている成分について簡単に紹介してます。

【ミノキシジル】

ミノキシジルという薬は、血圧降下剤として大手製薬会社アップジョン社が
開発したもので、1979年にアメリカ食品医薬品局(FDA)の認可を受けた
内服剤です。
ところが、これを飲んだ患者から「毛が濃くなったきた」という副作用の報告が
相次いだため、薄毛にも有効なのではないかと、皮膚につける外用薬として
の臨床試験が行われました。

その結果、1988年になって、FDAはミノキシジルの2%溶液を発毛効果が
認められる医薬品として認可、九六年には大衆薬として市販されるよう
になった。
それが「ロゲイン」である。
その日本版が「リアップ」になります。

ミノキシジルの作用メカニズムはすべて解明されているわけではないが、
毛細血管の緊張を弱める作用があること、毛髪付近の血流循環が
良くなること、さらには毛包に対して直接刺激し、毛母細胞を活性化して、
毛髪の成長を促進する。

【オイゲニルグルコシド】

男性ホルモン作用を持続的に抑制する成分として見出されたのが、
生薬である丁子の成分「オイゲニルグルコシド」。

古くから丁子には各種の薬効があり、育毛効果があることも知られていた。
その中から安定性や持続性にすぐれ、特異な臭いもない
オイゲニルグルコシドの開発に成功し、育毛剤「薬用紫電改Z」に
配合されている。

古くから薬草として知られた「センブリ」は、代表的な漢方薬の一つで、
主に胃薬として使われていた。
胃の粘膜を刺激して血行を良くすることから、頭皮の血行にもつながるの
では、と応用されたもの。

頭部の毛細血管を拡張して、ハゲの要因たる血行障害を改善する
作用がある。
代表的な商品にはカネボウの「紫電」シリーズ、資生堂の薬用不老林がある

【塩化カルプロニウム】

第一製薬の「カロヤン」シリーズの主成分となっている「塩化カルプロニウム」は、
毛球部(毛髪を製造する場所)のエネルギー代謝を促進し、育毛を促進しようと
開発されたもの。

当初は「フロジン液」という名で、医療機関向けに脱毛症の治療薬として
発売されていた。
そのフロジン液を薬局、薬店でも買える大衆薬として開発し直したのが、
「カロヤン」です。

【ペンタデカン酸グリセリド】

「ペンタデカン酸グリセリド」は、休止期の毛乳頭(毛球部の中心)に
エネルギーを与えて、発毛を促進しようと開発された。
開発当時は、休止期の毛乳頭に積極的にはたらきかける初めての
試みとして世界的にも注目された。
ライオンの「薬用直攻毛髪力」に配合されている。

以上のほかにも、ニンニクエキス、ビタミンE誘導体、トウガラシチンキ、
パントテン酸誘導体など多種の成分があり、
「血行促進」をはじめ、「老廃物や脂肪分の除去」
「保湿」「殺菌・抗炎症」「髪に栄養」「清涼」などを目的とした複数の成分の
組み合わせで、育毛剤・発毛剤はつくられている。


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